3歳春のクラシック組はレベルが低い!?

秋競馬が始まり、3歳GⅠ最後の1冠に向けて前哨戦が行われているが、3歳春のクラシック戦線で活躍した馬が軒並み馬群に沈んでいることが分かる。


【セントライト記念(GⅡ)】

1着 ミッキースワロー 前走 いわき特別1000万下(1800m) 3着

2着 アルアイン 前走 日本ダービーGⅠ(2400m) 5着

3着 サトノクロニクル 前走ラジオNIKKEI賞GⅢ(1800m) 6着

【ローズS(GⅡ)】

1着 ラビットラン 前走 500万下(1600m)  1着

2着 カワキタエンカ 前走 三面川特別1000万下(1800m)  2着

3着 リスグラシュー 前走 オークスGⅠ(2400m) 5着

【紫苑S(GⅢ)】

1着 ディアドラ 前走 HTB賞1000万下(2000m) 1着

2着 カリビアンゴールド 前走 かもめ特別1000万下(1800m) 2着

3着 ポールヴァンドル 前走 かもめ特別1000万下(1800m) 1着


もちろん春のクラシックで活躍した馬は賞金を持っているので、あくまで前哨戦は叩き台にはなるが、それにしても不甲斐ない。過去20年ですべての前哨戦で前走条件戦の馬が勝った年が1度だけあった。それが、、、


 2000年 エアシャカール・アグネスフライト・ティコティコタック世代


かなりレベルが低いことを感じ取れるのでないだろうか。

まだ神戸新聞杯が残されているが、すでに春のクラシック組が大敗しているのは気になるところで低レベルであることは否定できない。

したがって、前哨戦3レースの結果は3歳春のクラシック組が弱いのではなく、全体レベルが低くくどんぐりの背比べとなっているため、メイチ度で逆転現象が起きている可能性が高い。


来週の神戸新聞杯は春の実績馬よりメイチ度の高い条件馬を積極的に狙った方が良さそうだ。また、これから3歳馬が古馬とぶつかるが、少なくとも1800~2400の距離ではあまり期待をしない方がベターだろう。