100. エライヤの23
募集価格6000万円 牝 高野厩舎 ノーザンF生産 2/15生まれ
体高161.0cm 胸囲179.0cm 管囲19.0cm 馬体重447kg(3月中旬時点)
父キタサンブラック 母父Siyouni
キタサンブラック産駒は母方からスピードを補完することが重要。本馬はHalo・Sir Ivorの血がない点でマイナスも、母父Siyouniがマイラー的なスピードを伝える点で好感が持てる。
本馬の母がBustino、Acropolis、Electric Flashと重厚なスタミナを代々持っており、ブラックタイドの祖母Burghclereの重厚さがONになりやすい血統構成。半姉エラトー(父Saxon Warrior)もその影響が出たためか前受け粘り込みで結果を残している。
上記のスピードがどこまで伝わるかによって成績が大きく変わりそうではあるが、上級条件で活躍できるほどのスピード・キレはない可能性が高い。大物感で課題が残る。こういう血統のキタサンブラック産駒は牡馬の方が良いイメージ。
101. ポジティブマインドの23
募集価格8000万円 牡 安田翔厩舎 ノーザンF生産 3/22生まれ
体高163.0cm 胸囲184.0cm 管囲21.5cm 馬体重478kg(3月中旬時点)
父コントレイル 母父Equal Stripes
半兄3頭はいずれもセレクトセールで高額取引された期待馬で、コントレイル産駒牡馬となれば募集価格8000万円はお買い得。それだけで価値がありそう。なぜキャロットクラブに!?
ディープインパクト×Candy Stripesの配合になると、ディープブリランテのようなLyphard+ハイインローの粘りが持ち味になる。本馬はそこに米国的なスピードが加わった形。果たしてそれがプラスなのかマイナスなのか…。んー分からん。苦笑
コントレイル産駒は伸びを強化する方向性の方が良いと現状では思っており、母方が米国血統が強いことからもその方向性とは真逆になる。募集価格高額でリスク回避的な様子見で。
102. メジャーエンブレムの23
募集価格4000万円 牝 石坂公厩舎 ノーザンF生産 3/16生まれ
体高160.0cm 胸囲175.0cm 管囲19.0cm 馬体重453kg(3月中旬時点)
父レイデオロ 母父ダイワメジャー
母メジャーエンブレムは現役時代のイメージと異なり、産駒に欧州的なスタミナを強く伝える。レイデオロ産駒もラトロ肩を強く伝えてパワー型に出やすく、ラトロ肩を伝える血統Sadler’s Wellsとも相性が悪い。牝馬ならスピード能力が欲しいところ。非主流血統が活躍する中長距離戦で勝負になればだが…。
103~105. 地方馬は割愛
おわり
0コメント