GⅠに昇格した昨年は金鯱賞を叩いたここメイチの馬が②③着となり、今までのGⅠ前哨戦から色合いが変わった。天皇賞秋と同様に年明初戦よりここを目標に参戦してくる馬を中心に狙っていきたい。
本命はアルアイン。
父ディープインパクト×母父Essence of Dubaiと当該レースで相性の良いディープインパクト×母父米国血統。マイルでも好戦できるスピードが要求される高速馬場はこの馬に合う条件で、近走は道悪馬場で気にすることはないだろう。
対抗はサトノダイヤモンド。
前走は完調一息でありながら超Sペースでみんな伸びている中で最後の末脚は目を見張るものがあった。調子の良い時は自分から上がって行けていただけにやや不満ではあるが、一叩きして調子が上向けば勝ち負けできそう。
単穴にペルシアンナイト。
持続力戦となった中山記念はこの馬にとって向かない流れであまり気にすることのない敗戦で、むしろ前哨戦デムーロのヤラズでここ目標なのは好感。マイル戦でも走れるスピードもある。ただ、気性難で乗り難しく、GⅠではデムーロの神騎乗の助けもあっただけに乗り替わりはマイナスだろう。
穴でヤマカツエースを挙げたい。
昨年大阪杯③着馬だが、以後調子が上がらず一息の成績。前走は物足りないように見えるが、ドスローの瞬発力勝負はこの馬には向かず、やや太め残りの分もあった。元々叩き良化型で今回動きがだいぶ戻ってきたように思える。昨年のステファノスのようにここメイチの馬は前走叩きと割り切って注意したい。
スワーヴリチャードは右回りに不安を残しており、今回8枠は大きなマイナス。能力上位も高速馬場で外々回る競馬になると末脚届かないこともあり得るだけに押さえ評価。
ミッキースワローはスタミナ寄りの血統でスピード勝負に不安があり評価を下げたが、掛かりやすい馬なだけに最内枠はプラス材料。
ダンビュライトもスタミナ寄りの血統ではあるが、マイルでも走っており、昨年の皐月賞上位馬を評価しているだけに押さえ。
シュヴァルグランは次走の天皇賞春が大目標でボウマンJをすでに確保している。レース選択・騎手選択からどう考えてもここはヤラずとしか思えない。また、2000mという距離も不安があり、高速馬場になるのもこの馬にとってはマイナス材料。能力上位も人気なだけに消す方向で考えたい。
◎アルアイン
○サトノダイヤモンド
▲ペルシアンナイト
注ヤマカツエース
△スワーヴリチャード
△ミッキースワロー
△ダンビュライト
【買い目】
馬連 ◎―○▲注
3連複 ◎―○▲注―○▲注△
3連単 ◎⇒○▲注⇔○▲注△
◎○⇒◎○⇔▲注△
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