【レース展望】エリザベス女王杯

今年は一流の古馬牝馬がこちらへ参戦し、秋華賞上位馬も揃い、例年以上の豪華メンバーとなった。世代のクラシック上位組が集まったが、例年好走している4歳馬がやや手薄な印象。データ上では、3・4歳馬が圧倒的に優勢だが、今年はそういったメンバー構成から気にしすぎないようにしたい。


本命はクイーンズリング。

この馬が走るタイミングは①非根幹距離、②叩き2走目で、昨年と同じ臨戦過程で出走してきた。昨年に比べて成績的に劣っていると感じている人が多いが、中身を見てみると前走内容・調教内容は昨年より明らかに良い。

前走の府中牝馬Sは出遅れて出して行ったら折り合いを欠いて終始外々を回る競馬だった。3~4角で外を回った馬が総崩れする中で直線良い脚で伸びて④着は好内容。斤量面・休み明けと考えると上位馬と同じかそれ以上の評価しなくてはいけない。

この中間も意欲的に追われ、昨年より明らかに状態が良く、ここまで人気がないのは明らかに不当。


対抗はヴィブロス。

牝馬限定なら明らかに実力上位。ドバイターフをで負かした相手はその後欧州GⅠを次々に勝つ好メンバーだった。血統的に距離も問題なく素直に評価したい。


穴はマキシマムドパリを挙げたい。

今年になって牝馬重賞2勝と充実しての参戦で、近走で負けたレースはすべて言い訳ができる内容。大阪城Sは致命的な不利、クイーンSは外差し圧倒的不利馬場、京都大賞典は外枠圧倒的不利&先行馬に厳しい流れ、と敗因は明らか。

Kingmamboの血はこのレースと好相性でまったく人気がないのなら穴で注意したい1頭。


◎クイーンズリング

○ヴィブロス

▲ルージュバック

注マキシマムドパリ

△ミッキークイーン

△リスグラシュー

×モズカッチャン

×ディアドラ


【買い目】

馬連・3連複 ◎ー○▲注△×

馬連・ワイド ◎ー○

3連単 ○⇒◎⇔○▲注△×

注からも押さえ。