ラッキートゥビーミーの18 募集価格4000万円
松永幹厩舎 ノーザンF生産
父Uncle Mo 母父Bernstein
父Uncle MoはBCジュヴェナイル(米GⅠ・D8.5F)を勝利、半兄Champagne RoomはBCジュヴェナイルF(米GⅠ・D8.5F)を勝利した良血。早熟な血統背景があり、2~3歳から活躍が見込めそうな血統だ。
Uncle Moの成功配合は、①Relaunchの血を持つ、②Courtly Deeいじりのどちらかになり、本馬は②を満たす配合に当たる。母ラッキートゥビーミーはBusanda≒Better Self 5×7・8の血を持ち、Courtly Dee≒Busanda≒Better Selfのニアリークロスを実現させた。この配合はNyquistやOutworkなど北米で成功しており、日本ではアヴァンセが活躍している。
◆Courtly Dee≒Busanda≒Better Self
不安要素はUncle Moが日本競馬の番組体系に合わないことだ。Uncle Mo産駒は早熟な傾向があり、2歳ダート戦が少ない日本にとっては稼ぎづらく、早いうちに勝ち上がって連勝すると成長力のなさから条件戦で頭打ちを食らってしまう。そのため着拾いが少なく、総賞金が思った以上に伸びないのも、一口馬主としては痛いところだ。
◆Uncle Mo産駒の成績
【総評】
Uncle Moと相性の良いRelaunchの血はないが、Courtly Deeのニアリークロスがあるのは好感。近年はUncle Mo産駒に力を入れているように感じ、レッチェバロックのように配合の善し悪し関係なく走ってくる可能性も考えられる。
ただ、早熟ダート馬という面では日本では稼ぎづらく、ダートの上級条件で活躍し続けるのは想像しづらい。新馬戦で勝つ確率が非常に高いので、近況次第では馬券で稼ぐ&口取りのチャンスを十分狙えそうだ。回収率度外視で、その醍醐味を味わいたい方はどうぞ。
堅実性 ★★★★★
大物感 ★★☆☆☆
お買い得 ★☆☆☆☆
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