ミスエーニョの23 サンデーレーシングクラブ 2024年度募集

ミスエーニョの23 募集価格6000万円

牡 森一誠厩舎 ノーザンファーム生産 4/23生まれ

父リアルスティール 母父Pulpit

体高153.0cm 胸囲168.5cm 管囲20.0cm 馬体重383kg

【血統考察】

母ミスエーニョはデルマーデビュータントS(米GⅠ)勝ち、祖母Madcap EscapadeはアシュランドS(米GⅠ)勝ち。母の産駒は現2歳世代を除き、全6頭勝ち上がり。どんな種牡馬でも堅実に走る優秀な繁殖牝馬。現2歳のショウナンザナドゥもすぐに勝ち上がるだろう。


リアルスティール産駒はKingmamboのRibot肩を伝えるため、MonevassiaやRibotなどはいじらず、柔らかいストライドを伝えるナスキロ+Tom Foolの血が重要。本馬はA.P.Indyの血・Storm Catの血を持つ。

◆A.P.Indyの血を持つリアルスティール産駒は7/12頭勝ち上がり、フォーエバーヤング、ドナベティが活躍。ノーザンF生産馬に限れば、全5頭勝ち上がりと優秀な成績。

◆Storm Catの血を持つリアルスティール産駒は8/19頭勝ち上がり、チカッパが活躍。特にHennessyの血では全3頭勝ち上がり。全3頭とも現3歳世代で1勝クラス勝ち2頭と優秀な成績。これはキズナ産駒でも同様の傾向が見られ、Hennessyの血はディープインパクト×Storm Cat種牡馬と相性が良いと考えている。理由は割愛。


【厩舎考察】

森一誠厩舎は昨年本ブログのエンブロイダリーで挙げた通り、ノーザンFのコネクションがある超優秀な調教師。現2歳世代からノーザンFの走る馬を預託しており、早速すでにノーザンF天栄御用達厩舎だ。
これは森一誠調教師が木實谷場長の大学の先輩であることが要因と推測。木實谷場長とノーザンF同期である宮田調教師の厩舎開業後と同様の流れを汲んでいるように見受けられる。堀厩舎のノウハウ×ノーザンF天栄仕上げとなれば、数年後に活躍しているのは容易に想像がつく。
福永調教師が調教師試験合格で騒がれた際に、森調教師の調教師試験合格に驚き騒いだが、他の誰も反応がなかったあの頃が懐かしい。それくらい注目している厩舎だ。


【総括】

堅実に走る優秀な繁殖牝馬にリアルスティール産駒のニックス配合と、本馬の血統的なポテンシャルは非常に高い。3/4同血のミエスペランサと同様の走りを期待できる。しかも森一誠厩舎となれば、ノーザンFの意向からも走る可能性十分。
強いてマイナスな点を挙げれば、母ミスエーニョの産駒がすべて牝馬で、牡馬だとダートに出る可能性があるくらいだ。例えそうなったとしても、リアルスティール産駒にはフォーエバーヤングのようなダート馬も輩出しており、悲観しなくていい気も。
堅実に走る保険付きで大物狙いまでできる。オススメできる1頭。


堅実性  ★★★★★
大物感  ★★★★☆
お買い得 ★★★☆☆