ミスティックジャーニーの23 サンデーレーシングクラブ 2024年度募集

ミスティックジャーニーの23 募集価格5000万円

牝 安田翔厩舎 ノーザンファーム生産 1/16生まれ

父キズナ 母父Needs Further

体高150.5cm 胸囲167.5cm 管囲20.6cm 馬体重382kg

【血統考察】

母ミスティックジャーニーはオーストラリアンギニー(豪GⅠ)、オールスターマイルを勝利。3歳時の活躍はウィンクスと比較されるほどの名牝。母オセアニア血統は現代のトレンドで、父キズナ×母オセアニア血統はジャスティンミラノ、ライトバックがクラシック戦線で活躍している。


上記2頭に共通するのが母父Exceed And Excelになるが、本馬はその要因となるDanehill、Lomond両方の血を持つ。特にLomondの血を持つキズナ産駒は、5/6頭勝ち上がり、1頭当賞金約1億2000万円にもなるニックス配合。ジャスティンミラノ、ファインルージュ、ライトバックなどG1好走馬を多く輩出しており、この血がある点は見逃せない。

それに加え、本馬の3代母L’Anelloはファインルージュの3代母ココパシオンと血統構成が似ている点も魅力的。Groom DancerはAlzaoとニアリークロスになることから、ディープインパクト・ブラックタイドと非常に相性が良く、それも活躍した要因の1つだろう。

【厩舎考察】

安田翔伍調教師は今年ダノンデサイルで日本ダービーを制覇した史上最年少ダービートレーナー。若手の有望株。特に今年、安田隆厩舎の解散に伴い、兄・安田景一朗調教助手が厩舎に加わったのは大きい。ロードカナロア、カレンチャン、トランセンドなどなど安田隆厩舎の黄金時代を支えた2人。2人がタッグを組めば、今後大きな活躍を期待したくなるのは当然。現状ではキズナ産駒×安田翔厩舎は相性が良くないが、それが変わる期待も非常に大きい。


【総括】

現代のトレンド配合でキズナ産駒のニックス配合に該当する本馬。母の競走能力も非常に高く、大物になってもおかしくない。安田翔厩舎に関して現状の実績で疑う方もいるだろうが、今後の伸びシロは非常に大きく個人的には期待感の方が大きい。
マイナスな点を挙げれば、初仔で早生まれにしてはやや小柄に出た点くらいだ。まぁそこが一番のリスクでもあり少し評価を下げたが、そこさえ目を瞑れれば。管囲はあるので成長を祈って。


堅実性  ★★★★☆
大物感  ★★★★☆
お買い得 ★★★☆☆