今年の中山芝の馬場は開幕週から時計が速く、エアレーション効果がないように思えたが、先週になってその効果が出てきており、踏みしめれた内枠が圧倒的有利となっている。
その証拠に今開催の中山芝1200は2歳新馬を除けば、ほとんどのレースで6番より内の馬が2頭以上馬券に絡んでいる。しかも、距離短縮馬がまったく好走していないことから逃げ・先行が有利であることが分かる。
コース改修した過去2年も内枠が有利であったが、ここ2年以上に内枠・先行狙いで決め打ちしたい。
本命はセイウンコウセイ。
アドマイヤムーン産駒は今年の中山芝1200では絶好調で人気馬はまず崩れていない。高松宮記念を特殊馬場でフロック視している印象が見られるが、前走の函館スプリングSは負けて強しの内容だった。同馬主のネロがこの馬に厳しいレースを作るとも思えず、前走が展開不利⇒今回有利な展開・馬場状態と条件が大きく好転するだけにしっかりと走ってきそうだ。
穴を開けるなら内枠先行馬。対抗にワンスインナムーン。単穴にフィドゥーシア。
ワンスインナムーンは前走かなり厳しい競馬での勝利。京都牝馬Sでもそうだったが、少々厳しい展開でも粘りこめるのがこの馬の魅力。実績面では劣るが、主役不在の短距離界であれば勢いだけで勝負になっても不思議ではない。
フィドゥーシアの前走はこの馬にとって向かない距離延長&外枠が敗因。負ける時は大きく負けるだけに着差ほど能力が足りないとは思えない。内枠・先行・同距離はセイウンコウセイとこの馬だけで条件が好転するのは良さそう。前走の負けでここまで人気が落ちるであれば穴で狙いたい。
レッツゴードンキは掛かりやすい気性だけに内枠はプラス材料。また距離延長だった前走からの距離短縮は好感で、今春もこの距離短縮で高松宮記念2着まで上り詰めた。春の疲れがなかなか取れず入厩が遅れたようが、最終追い切りの動きからそこまで気にすることはなさそう。
◎セイウンコウセイ
○ワンスインナムーン
▲フィドゥーシア
注レッツゴードンキ
△レッドファルクス
△メラグラーナ
×ダイアナヘイロー
×ラインミーティア
【買い目】
馬連 ◎-○▲注△×
3連複 ◎-○▲注-○▲注△×
3連単 ◎⇒○▲注⇔○▲注△×
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