先日、帰りの電車で目の前にみすぼらしいオヤジ2人が競馬の話をしていました。
「昨日あの人気薄から買ったんだよ、そしたら3着でさ。2着だったら馬連で2万円もついたんだぜ」
「しかも、そんな時に限って、3連複買ってなかったんだよなぁ」
「惜しいこと続きでなかなか当たんないんだよなぁ」
傍から見れば、じゃあ3連複買えよと言いたくなりますが、皆さんも「紐が抜けてハズした」「着順が逆なら当たってた」など同じような経験があるのではないでしょうか。
予想理論やデータが蔓延している昨今、馬券の買い方や組み立て方がより重要になってきたと感じております。そんな中で他者より一つ抜きに出るための馬券の組み立て方をお伝えできればと思います。
当ブログを読んで、「あと1つ当たればプラスだったのに…」と思っていたその的中のお役に立てれば幸いです。
※拙い文章ですので、ちゃんと学びたい人は棟広さん、TAROさんの本を読むとより理解が深まると思います(最後はプロ任せ)。
まず買いたいレースを見つけたら、馬券を買う上で考えるべき重要な要素が2つがあります。
1.買いたいレースは、堅そうか、荒れそうか。
2.買いたい軸馬は、人気か、人気薄か。
それが分かったら苦労しないと思う方もいるかもしれませんが、ざっくりとしたイメージで構いません。例えば、先週の京成杯AHでは「実力拮抗で混戦だな」=「なんとなく荒れそう」、セントウルSでは「実力差に開きがあるメンバー構成だな」=「なんとなく堅そう」という感じです。
上記2つの要素を組み合せた4つのカテゴリーに分けて、該当したカテゴリーに応じた馬券を組み立てます。
今回はカテゴリー①の考え方をお伝えします。
カテゴリー①でイメージしやすいのは昨年のダービー。マカヒキ・サトノダイヤモンド・ディーマジェスティ・リオンディーズと上位勢が明らかに抜けており、本命馬はまずはこの馬の中から考えるのが自然でしょう。また、人気馬の多くが馬群に沈むとは考えにくく、比較的堅そうと想定したのではないでしょうか。
カテゴリー①の特徴は的中率は高くなるが配当が低いことです。そのため少点数でキッチリ当てることが重要となり、しっかり儲けを出すためにはそれなりの金額を張る必要があります。
人気馬の取捨選択が得意で、単勝1点や馬連数点でコンスタントに当たる人向けではありますが、実際に収支をつけてみると相当難しくオススメしません。
それは人気馬を買えば買うほどオッズの妙味がなく、控除率の差分を埋めることが難しいためです。人気馬の取捨選択だけで回収率をプラスにするためには、人より何倍もの見抜く力が必要です。
馬券で勝つためには穴馬を見つけること・引っかけることが回収率プラスには必要不可欠となります。
~カテゴリー②に続く~
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